団体分裂の影響もあり、ムエタイに近い物から危険な技を取り除き安全性を高めたものまでさまざまなルールが存在する。 特に肘や膝を用いた攻撃は流血を伴いやすいく禁止されていることもある。 最も極端なスタイルでは肘打ちや膝蹴りはもちろん、団体によってはスネをつかった蹴りも禁止され、腰から上のみの攻撃が許されているというものがある。 日本のキックボクシング誕生初期にはムエタイに対抗するため頭突きや柔道式の投げ技を認められていたこともあった。
キックボクシングの試合は2-5Rで行われることが多く、ボクシング同様3分1ラウンドで1分の休憩を挟む形式が主流でムエタイのよう休憩を2分取ることは稀である。団体によってはボクシング同様、12ラウンド試合を行う場合もある。
団体やルールにもよるが、通常はボクシングやムエタイ同様選手はキックボクシング用の長ズボンまたはトランクス、ヘッドギア、グローブを着用する。足には靴を履かず裸足で試合を行う場合が殆どだが、ルールによっては脛あてと足を保護する靴型のプロテクターを着用することもある。また、負傷防止のためマウスピースとファウルカップを着用する。アマチュアのムエタイでは胴体部分に防具を身につける。
プロ
団体やルールにもよるが、通常はボクシングやムエタイ同様選手はキックボクシング用の長ズボンまたはトランクス、グローブを着用し、足には靴を履かず裸足で試合を行う。ルールによっては、プロでありながら脛あてと足を保護する靴型のプロテクターを着用することもある。腕にパープラチアットをつける選手もいる。(スパーリングの場合にはヘッドギアを着用することがある)
勝敗
アマチュア
KO(KnockOut):相手がダウンしたのち、10カウント以内に立ち上がれない場合やファイティングポーズをとれない場合、もしくはレフェリーがダメージ甚大と判断してカウントアウトした場合。
判定(英:on Point):ラウンド毎に採点をし、より多くの点をとった選手を勝者とする。
プロ
KO:プロの場合、相手がノックダウンしたあと10カウント以内に立ち上がれなかった場合。
TKO(Technical Knock Out):どちらかの選手が明らかに不利な場合や、試合続行不可能な状態になって試合を止めた場合。
判定:ラウンド毎に採点をし、より多くの点をとった選手を勝者とする。
採点方法
採点方法は10点満点の減点方式。ノックダウン1回で2点減点、ノックダウン2回で3点の減点。ノックダウンがなかった場合、より的確にパンチを当てていた選手に10点が、そうでない選手に9点が与えられる。採点は3人のジャッジで行い、2人以上のジャッジが支持した選手を勝者とする。ジャッジが3人とも一方の選手を支持した場合をユナニマス・デシジョン、2人が支持し、もう1人が引き分けであった場合をマジョリティ・デシジョン、1人のジャッジがもう一方の選手を支持した場合をスプリット・デシジョンと呼ぶ。またどちらの選手も2名以上のジャッジの支持を得られなかった場合、ドローとなる。3名が引き分けとした場合をユナニマス・ドロー、2名が引き分けとし、もう一人がいずれかの選手を支持した場合をマジョリティ・ドロー、ジャッジ2名がそれぞれ異なる選手を支持し、もう一人が引き分けであった場合をスプリット・ドローと呼ぶ。
反則
試合中に以下の行為を行った場合、反則となり、レフェリーに注意を受ける。注意が重なった場合、減点対象となり、悪質な場合は失格負けとなる。
バッティング:頭、肘などで攻撃する。
ローブロー:相手のベルトラインより下を攻撃する。本項において狭義には、主に下腹部(金的)への攻撃のこと。
ラビットパンチ:相手の後頭部を攻撃する。
相手の背中側を攻撃する(キドニーブローとされる場合がある)。
レフェリーがブレイクを命じた後に攻撃する。
ラウンド終了のゴングが鳴った後に攻撃する。
サミング:グローブの親指で相手の目を突く攻撃。
オープンブロー:グローブの内側で打つ攻撃。
投げ技で相手を地面に投げる(散打、シュートボクシング、ドラッカを除く)。
ラウンド中に規定の回数以上の蹴りださない(団体やルールによる)。
肘打ち(団体やルールによる)
タイトル
ボクシングとは違い、日本の王座認定団体は複数に分裂しており、また世界王座認定団体も多く乱立している。そのためタイトル自体にはあまり意味が無い。ここでは、プロの日本の地区王座、主要な日本王座そして世界王座を挙げる。
地区タイトル
沖縄格闘技連盟(Okinawa Martial Arts Federation / OMAF)
ISKA沖縄
全沖縄王座(もしくは天下一スタジアム王座)
JML(REAL DEALという会社兼ジムが認定する九州王座)
M-1(ウィラサクレック・ムエタイジムが公認するタイトル)
かきだみし王者(かきだみしの認定する全沖縄王座)
格闘技MISSION(GOD'S GYMというミッション系のジムが認定する王座)
メソッド ディスポ ワシン ナギイ 十字星 ケルセ ロービ はつい バナナの涙 鹿鳴つまみ 延暦 スーパー ハリケーン ノンブル タイム メラネシア メラルド スタンバイ ダイク スパン バックナ きゃべつ マスアミ ジャテラ ローフ レクイエム がいがん トリプシ リップ ハーピー ドラス ハゲイ トッカ リグナビ ハット チューリ ランド フラック ツンドラ せろりあ サフ たぬきじる め組最 エスキナ パスモ かたしな レジューム プラン オーバ ソビエト
国内タイトル
全日本キックボクシング連盟 (All Japan Kickboxing Federation / AJKF)
ニュージャパンキックボクシング連盟 (New Japan Kickboxing Federation / NJKF)
新日本キックボクシング協会 (Shin Nihon Kickboxing Association / SNKA)
マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟(Martial Arts Japan Kickboxing Federation / MAJKF)
J-NETWORK
女子王座も認定
R.I.S.E.
トーナメント方式で毎年王者を決定していたが、2008年より3階級での王座認定を開始。
NKB(Nihon Kick Boxing / 日本キックボクシング)
アジア太平洋キックボクシング連盟、日本キックボクシング連盟、K-Uの3団体が統一王座とランキングを制定
UKFジャパン
東洋王座も認定
日本プロキックボクシング連盟
通称「日本プロキック連盟」・「日本プロキック」等
日本シュートボクシング協会
世界王座も認定。トーナメント方式の世界大会も行っている。
日本プロムエタイコミッション(Japan Professional Muay Thai Commission / JPMC)
WBCムエタイ公認のムエタイコミッション。
K-1
トーナメント方式による大会で毎年王者を決定していた時期もあったが、本大会での日本人選手の不振により、最近は「K-1JAPAN王者」の称号は使用は流動的になっている。
日本格闘技キック連盟
一昔前は関西キックとして一世を風靡。しばらく活動停止していたが復活し、関西でのキックボクシング人気の復活に貢献している。
世界タイトル
世界キックボクシング協会(World Kickboxing and Karate Association / WKA)
国際キックボクシング連盟(International Kickboxing Federation / IKF)
国際競技空手協会(International Sport Karate Association / ISKA)
世界キックボクシング連盟(World Kickboxing Federation / WKF)
世界キックボクシング団体協会(World Association of Kickboxing Organizations / WAKO)
世界マーシャルアーツ連盟(World Martial Arts Federation / WMAF)
マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟が母体
K-1
トーナメント方式による大会で毎年王者を決定し、それとは別に王座認定も行う
S1 (格闘技)
トーナメント方式による大会で年2回世界王者を決定し、それとは別に王座認定も行う。